先日、小学校5年生の次男の自転車を購入しました。
中学校を卒業するまでは乗ってほしいので、サイクルショップの店員さんが安全的にもおすすめする自転車を選びました。
サイクルショップにはよく見かける自転車(一般街乗り)が2万円代~4万円代の価格帯で販売されていました。
“BAA”のシールがあるかどうかが価格差の大きな要因となっていました。
BAAってなんだろう?
“BAAマーク”は自転車協会認証(Bicycle Association Approved)という名称で一般社団法人自転車協会が制定した自転車の安全基準です。
アルファベットの頭文字からBAAと呼んでいる訳です。
自転車を構成するブレーキやペダル、ハンドル、ライトといった各パーツがそれぞれ基準以上の性能を満たすことが求められています。
一定以上の性能基準を満たす為に製造事業者・輸入事業者の登録も行っています。
BAAマークは自転車協会が認めた安全基準を満たしたパーツで構成された自転車という訳ですね。
BAAマークがついた自転車はどこが安全なの?
BAAマークがついている自転車は安心できるという事はわかりました。
ただ漠然と“安全なんだな”で納得するには、価格差を考えてもスッキリしませんね。
具体的にどんな安全基準をクリアしているか調べてみたところ、約90項目もの基準があるようですね・・・
気になる方はコチラをご確認ください。
主な検査項目
■ ブレーキがしっかり止まる
晴天時だけでなく雨天時でも安全円滑に停止できるよう、前後ブレーキの制動力を別々に検査。
速度25km/mの際、前ブレーキのみで7m以内、後ろブレーキのみで10m以内、前後ブレーキ同時使用時は5.5m以内が基準となっているようです。
■ ライトがはっきりと見える
自動または手元操作で点灯できる前照灯を装備。
画像のライトは自動点灯です。
自転車速度によって明るさが変化するライトは不可のようです。
■ フレームが頑丈
衝撃強度試験、疲労強度試験を行い、破損や著しい変形、ゆがみが生じないか検査しているようです。
■ リフレクタがしっかりと反射する
夜間等の安全を確保するために、フロント、リヤ、ペダル、側面2ヵ所にリフレクタの装備が必要です。
リヤ・リフレクターは、100m後方からでも車のライトを反射するように”良く見られる”設計が求められています。
画像のリヤ・リフレクターはオートで点滅する視認性に優れたリフレクターです。
BAAマークの自転車をは安心して長く乗れますね
BAAマークは厳しい安全基準を満たした自転車にのみ付与されるので、安全なだけでなく頑丈なので長く乗ることができます。
BAAは自転車が廃棄される際に環境への影響を及ぼす原材料の使用を削減する取り組みも行っています。地球にやさしい自転車とも言えますね。
自転車を購入する際は判断基準としてBAAマークがあるかどうかの確認はしっかりしましょう!
いくら安全な基準のBAAマーク付自転車でも乱暴な運転は禁物です!
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