ここ数年の淀川はラージマウスバスに交じってスモールマウスバスがよく釣れるようになってきました。
関東ではわりとメジャーなリバー・スモールマウスバスフィッシングですよね。
こんなYouTubeチャンネルがあるくらい
ここ関西のフィールドでもちらほらとスモールマウスバスの釣果報告が聞こえてきました。
特に淀川上流域はスモールマウスバスの方がよく釣れたりします。
上流河川から流れて居付いたののでしょうね。
ラージマウスバスに比べてスモールマウスバスはパワフルな引きが楽しめます。
おすすめタックルは?
流心でヒットした40cmオーバークラスのスモールマウスバスとのやり取りは貧弱なタックルでは主導権を握られてしまうことやラインブレイクにつながる為、タックル選びはとても重要です。
・・・私が使用するタックルはかなりライトよりですが、40cmオーバーがかかっても多少強引にやり取りが出来る最低ラインであると思っています
- ロッド MLのベイトロッド
- リール XGのベイトリール
- ライン フロロカーボン10lb
私の釣り方
川の流れにルアーを乗せるドリフト釣法がよく釣れます。
・・・私はほぼこの釣法しかしていません
時期によるかもしれませんが、割と岸寄りでもスモールマウスバスはよく釣れます。
ですので、岸から15m~30mくらいの距離でキャストし、”上流~下流に流す”を繰り返します。
目に見えるストラクチャーやカバーを打つより、川の流れを意識してドリフトさせる方がスモールマウスバスはよく釣れる印象です。
例えば・・・反転流や流れのよれ、流れがぶつかるポイントなどの”底”に潜んでいる事が多く、日に何度もフィーディングの為にスクールしては”底”に居付くの繰り返しをイメージしています。
私が思うドリフト釣法で大切な事は、流れの中でもルアーをコントロールできる距離とぎりぎり底を感じ取れる重さです。
私のタックル~理由編~
- ラインスラックを素早く回収するためにエクストラハイギアのリールを使用します。
- よく使うルアーの重さは5g~7g程度と比較的軽いです。重すぎると底にある石などに引っかかる為、ロッドワークで”ふわっと”障害物を回避する為です。私的にはミディアムライトがベストです。
- 流れのある川でスモールマウスバスの強烈な引きに負けない為に、キャスト後にラインスラックを出しすぎない為にベイトリールを使用しています。
- 強引なファイトでも気にしないように最低でも10lbのラインを使います。
個人的おすすめベイトロッド
個人的な考えですが、淀川の様な広くて流れがある川でこれから紹介するような釣り方をする場合は・・・
7フィート以上のロングロッドがおすすめです。
7フィート以上のミディアムクラス・ベイトロッドはソルト用が充実しています。
- ヤマガブランクス ブルーカレントⅢ 82LB
- アブガルシア エラディケーター ベイトフィネスカスタムエアー 74MLS
- ダイワ シルバーウルフ MX 76ML-S
おすすめのルアー・ワーム
実績のあるルアー、ワームを紹介します。
他にも実績のあるルアー等はたくさんあると思いますが、実釣経験に基づいた自信をもってオススメ出来るものばかりです。
釣り方も参考にしてください。
ミノーで中層ドリフト
表層から中層の場合はシンキングミノーをよく使います。あえてドリフトで使うので時々”ヒラ打ち”させるイメージでロッドをあおります。
おすすめはDIO スピアヘッド リュウキシリーズです。レギュラーは50S
写真のDIO スピアヘッド リュウキ45sは小バスで遊びたい場合にはベスト。初夏からは琵琶湖北湖の流入河川でケタバスゲームに活躍です
ワームで底をドリフト
底をドリフトさせるときはワームを使います。
障害物の多さで2つのリグを使い分けます。
ポイントはしっかりと底を感じ取ることです。
1,ライトキャロライナリグ
川底が砂利などの根がかりしにくいポイントではライトキャロライナリグがおすすめです。
流れを利用してシンカーを川底で転がすイメージです。
シンカーは3.5gと5gをその日・場所の流れの強さに合わせて使い分けます。
比較的ゆるやかな流れの場合は3.5g、流れが速めな場合は5g(激流の場合は諦めて全く違う釣り方ですね)を使い分けています。
底の”コツコツ”を感じ取ることが重要です。
鉛より硬くて”コツコツ”を感じ取りやすいタングステン素材のナツメおもりを使いましょう。
ジャッカルのタングステンシンカーは穴にチューブがはまっておりラインの保護にもなります。値段もお手頃でどの釣具屋さんにも置いてある為おすすめです
リーダーの長さは・・・特にこだわりはありませんが、大体50㎝とっています。
川の流れの中では、長すぎるとあたりがとりにくいので色々試してみましょう。
スイベルに結ぶのが面倒な人はラインストッパーを使うと便利です。
ZAPP ザ・ストッパー極のSサイズ2個付けがお手軽&シンカーずれ知らずです
肝心の“具”であるワームは3インチ~4インチ程度の大きさなら何でもいいと思います。
私のおすすめワーム
・ジャッカル シザーコーム3インチ
・ケイテック スイングインパクト3インチ
・O.S.P ドライブスティック3インチ
・issei 沈み蟲2.2インチ
カラーは迷えば沼にはまりますので”グリーンパンプキン系”と決めています。人がよく釣れるカラーですよね
2,ネイルシンカーリグ
川底に岩が多かったり障害物がある場合はネイルシンカーリグがおすすめです。
こちらも川底でふわふわ漂わせ,底を這わすイメージでロッドを操作します。
何かに引っかかったら軽い力で手首を返し、竿先でほぐす様に引っかかりを外します。
このタイミングであたりが出ることが多いため、引っ掛かりを外した後は竿先、ラインに”全集中”です。
ネイルシンカーはタングステン0.9gを流れに合わせて1~3本フックアイ付近に差し込みます。
安定のジャッカル ネイルシンカーです。どんな釣具店でも手に入りますよね
まずは1本差して沈み具合を目視して追加で差すか試しましょう。
”ストンッ”と沈むのではなく”スーッと”沈む感じです。
私のオススメワーム
私が使うのは2種類のみです
・deps ブルフラット 3インチ
・ゲーリーヤマモト イモグラブ50
カラーは水の濁りなどで迷う為 ”グリーンパンプキン系”か”ウォーターメロン系”です。考える事を放棄しましょう。
フックはナローゲイブのオフセットフック
・フィナ DAS オフセットフック#1/0
3、フリーリグ
確実に底の変化を感じながらバイトを得たい時はフリーリグを使用します。
ポイントは”川の流れより少し遅い速度で底を転がす”です。
シンカーの重さも3.5g、5g、7g位を川の流れの速さに合わせて使いわければOKです。
キャスト・着底後にラインスラックを素早く回収します。
竿先を上下に動かして、底から5㎝~10㎝位をリフト&フォールしながらシンカーを転がすイメージです。
手首を使っての上下運動をゆっくりと連続してください。
手首を動かすイメージはサザエさんに登場するサラリーマンたちが「帰りに一杯どう?」と手首をクイッとやる動作がありますよね?あのくらいがベストです。
ポイントは何かに引っかかったら”必ず待つ”
数秒待って反応がなければ、竿先をゆっくりとあおり、やさしくほぐす様に引っ掛かりを外してまた転がす・・・の繰り返しです。
オススメのワームはネイルシンカーリグと同じです。
・deps ブルフラット 3インチ
・ゲーリーヤマモト イモグラブ50
ワームで釣る際に気を付けたいフッキングの重要性
”コンコン”とあたりがあった場合は 落ち着いてラインスラックをとって大降りに合わします。
”シュッと”シャープではなく”ググっーっとと”ロッドの弾力を活かして、ロッド大きく動かしてスウィープにフッキングしましょう。
ラージマウスバスとは一味違ったリバー・スモールマウスバスのファイトを楽しんでくださいね!
淀川スモールマウスバスのポイントはこれからどんどん発掘されると思います。皆さんの足で㊙ポイントを発見して幸せなフィッシングライフを楽しんでくださいね
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