お盆休みの真っ最中、家族旅行で滋賀県を訪れました。
以前から気になっていた醒井養鱒場(さめがいようそんじょう)に行ってみたところ・・・
想像以上に自然を満喫できる癒しの“鱒”のテーマパークでした。
鱒を見て・釣って・食べて楽しみたい方は必見です。
都会では体験できない最高の思い出が出来る事まちがいありません。
醒井養鱒場(さめがいようそんじょう)とは?
滋賀県米原市にある鱒の養殖場をメインとした観光スポットです。
その歴史は古く明治11年に自然の清流である宗谷川を利用して設立された日本で最も歴史のある鱒類の増養殖施設です。
広い敷地には様々な飼育池がありニジマス、アマゴ、イワナ等の鱒類が悠然と泳いでいます。
売店や鱒釣り池、ふれあいコーナーなどあり、小さい子供がいる家族連れにおすすめできます。
貴重な琵琶湖の固有種であるビワマスや様々なマス料理を楽しめる料理店もいくつかあります。
自動車が無いとアクセスしにくい場所にありますが、行く価値は十分です。
これが鱒のテーマパーク!
案内に沿って駐車場に到着すると、係の人に駐車代を支払います。
- 駐車代:普通自動車400円
入り口まで5分ほど歩きます。
清流を眺めながら歩くだけで気分が上がります。
8月中旬に訪れたのですが清流・宗谷川の水温が低いからか?川面から霧のような靄がかかっていて幻想的でした。
わかりやすい入場ゲートをくぐればすぐに受付です。
入場料は・・・
- 大人 540円
- 高校生・大学生 320円
- 中学生以下 無料
受付では鱒のエサが1袋100円で販売されています。
おすすめはバケツに入ったエサ500円です。
飼育池にエサを撒けば、優雅に泳ぐ鱒が一瞬にしてパニック状態になります。大迫力・・・
受付からすぐの清流には貴重な梅花藻が群生しています。
6月頃から8月いっぱいの暑い時期にかけて小さい白い花が咲き、川の流れに合わせて揺れる様子は一見の価値ありです。
飼育池にはニジマスやイワナが無数に泳いでいます。
中には50cmを超えそうな大型魚が悠然と泳いでいます。
養鱒場内を流れる宗谷川には沢山のニジマスが泳いでいます。
魚好きとってはゾクゾクする光景ですね。
ルアー専用の釣り池もあります。
環境的には抜群なのですが、釣れている様子がなかなか見れませんでした。
朝からきているという釣り人に声をかけたところ「ぼちぼち釣れるわ」との事です。
養鱒場を奥に進んでいけば、売店やお目当てのマス釣り場が見えてきます。
小さなお子様にうれしい
”お魚ふれあいスポット”
”お魚すくい”
もあります。
お目当てのマス釣り!
マス釣り場はもちろん費用がかかります。
- マス釣り場への入場料1人150円
釣りをしない人も費用が発生しますね。
入場料を払うと、釣りをする人数を伝えます。
貸し竿・エサは無料で提供してくれます。
何とお値打ち!
と言いたいところですが、釣った魚は必ず買い取るシステムです。
釣り池の手前は大型魚、奥は中・小型魚です。
人気があるのは圧倒的に中・小型魚の方です(費用の問題?)
エサはニジマスの切り身です(恐らく)
肝心のニジマス君は比較的食いついてくれますが、すぐに吐き出すため素早い合わせが必要です。
ぼーっとしていると、釣り針を飲み込まれてしまう事もあります。
釣れた魚に手間取っていると、針外し係のスタッフさんがすぐに対応してくれます。
釣りの経験が少ない方や、生きた魚を触る事が苦手な方でも安心できますね
釣れた魚はビクでキープします。
釣れた魚の買取費用は
- 100g=200円です。
買い取った魚は定員の方が手早く丁寧に内臓処理をしてくれます。
そのまま持ち帰る方はクーラーボックスが必須です。
その場で食べたい方には朗報です。
1匹200円で塩焼きにしてくれるのです!
釣り終わった魚の重量と塩焼き代を合わせて支払うシステムです。
我が家は4匹のニジマスを釣って、すべて塩焼きにお願いしたところ・・・
1600円でした。
釣った魚をビニールに入れて焼き場にGO!
係の方が手早く串打ちしてくれます。
炭火で焼くニジマスはどんな味か・・・
釣れたてホヤホヤの新鮮な魚です。
我が家の子供たちにとっても最高の経験となりました。
周辺観光とセットで訪れる事をおすすめします
お住まいの場所によっては、滋賀県米原市まではアクセスしづらいかもしれません。
車で遊びに行くなら、彦根・長浜・マキノあたりの観光とセットにしてはいかがでしょうか?
滋賀県は自然や歴史的スポットが沢山ある魅力的な場所です。
醒井養鱒場をきっかけに滋賀観光も楽しんでください。
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