アップルミュージックのドルビーアトモス,ロスレスオーディオを聞いてみた感想

    iOS14.6にアップグレードする事でアップルミュージックがロスレス品質による配信とドルビーアトモスによる空間オーディオでの配信が楽しめるようになりました。

    うれしいことにApple Music利用者に追加料金なしで展開するということです。

    H1チップまたはW1チップを搭載したすべてのAirPodsとBeatsのヘッドフォン、および最新バージョンのiPhone、iPad、Macの内蔵スピーカーで、ドルビーアトモス対応の曲を自動的に再生します

    Apple Music、空間オーディオとロスレスオーディオを発表 – Apple (日本)

    ん?ふと疑問に思ったのは今回のアップグレードを満喫できるのはapple、Beats製のイヤホンのみなのでしょうか?ロスレスオーディオは?

    Bose QuietComfort Earbudsのヘビーユーザーである私がBose QuietComfort Earbudsでも十分に楽しめるのか?を主観的ではありますが聞き比べてみました。 

    【最強ノイズキャンセリング性能】「Bose QuietComfort Earbuds」 買って良かった編 | (well-being2020.com)

    私なりの結論は

    元々高性能なBose QuietComfort Earbudsなら十分楽しめる!

    です。 

    「ドルビーアトモス」「ロスレスオーディオ」は別物です

    ほぼ同じタイミングでアップルミュージックに実装されたので「何だか知らないけどドルビーアトモスをオンにすればロスレスオーディオを楽しめる」と言った誤解が生まれそうですよね。

    ドルビーアトモス(空間オーディオ)

    簡単に説明すれば、前後左右から音が聞こえるような臨場感にあふれる音空間を楽しめるという感じです。

    映画館などで映画などを楽しむ際にまるでその場面に居てるかのような音体験をしたことがある方は多いですよね。

    あの体験を普段から聞いている音楽で体験できると言うもののようです。

    すべての曲には対応していませんが、対応曲は「Dolby Atmos」のマークが入ります。

    ロスレスオーディオ

    こちらも簡単に説明すれば、録音されたマスターテープにより近い高音質で楽曲を楽しめるサービスです。

    約7500万曲が対応しているようです。

    しかし、ロスレスオーディオを楽しむには現状は有線のデバイスでしか効果を発揮しないという事です。 

    「ドルビーアトモス」「ロスレスオーディオ」は別物であることがわかりますよね。

    どちらもiPhoneの設定でオン・オフできます。

      Bose QuietComfort Earbudsで聞いてみた

    iPhone12とイヤホンBose QuietComfort Earbudsで検証します。

    まず、大前提として

    「ドルビーアトモスはapple、Beats製のイヤホンで最大限のパフォーマンスを発揮する」

    「ロスレスオーディオは現状ワイヤレスでは対応していない」

    という点です。

    仕様する楽曲はドルビーアトモスに対応している

    ザ・ウィークエンド「Blinding Lights」

    スーパーボウルのハーフタイムショーかっこよかったなぁ・・・ 

    ドルビーアトモス“オン”で聞いてみた

    「設定」→「ミュージック」→「ドルビーアトモス」→常にオン

    もともとの楽曲が特徴的なシンセサイザーの音の重なり・伸びと輪郭のはっきりとしたボーカル曲ですが、楽曲の奥行きが増えて曲全体が立体的に響いていく様に感じます。

    しかし“オフ”時と比べると明らかに音の圧が小さくまとまる様に感じます。

    比べなければ気にならないですが、完全に好みの範疇です。

    ダイナミックな味付けが好きな方や楽曲によって好き嫌いが分かれると思いました。

    サビの伸びのあるコーラス部分はドルビーアトモス“オン”の方が気持ちよく響きました。

    Bose QuietComfort Earbudsでもストリングス音が独立して奥の方から鳴り響く感覚がよくわかります。

    ロスレスオーディオ“オン”で聞いてみた

    「設定」→「ミュージック」→「オーディオの品質」→ロスレスオーディオをオン

    オーディオの音質をロスレスオーディオ“オン”でロスレス(最大24ビット/48kHz)にチェックして聞いてみました。

    よくわからない・・・です。

    変わっていたとしても聞き分けることが出来ません。

    ドルビーアトモス“オン”ほどの変化は感じられなかったが答えです。

    「ロスレスオーディオは現状ワイヤレスでは対応していない」という訳でしょうね。 

    番外編① iPhone本体のスピーカーで聞いてみた

    ドルビーアトモス“オン”の変化がBose QuietComfort Earbudsで聞くよりわかりやすいです。

    音質うんぬんはBose QuietComfort Earbudsと比べる値ではありませんが、サラウンド感の変化が大きいですね。

    いつも聞いている曲が“別バージョン”で楽しめる感覚です。

    屋外BBQ時のBGMに使うと幸せかも・・・

    では、ロスレスオーディオ”オン”の状態はどうでしょうか。

    明らかに音のクリアさに変化が生じます。

    音の情報量に差が出ると言ったらよいでしょうか?

    私は車で音楽を聴く際に、カーナビとiPhoneを有線で接続しています。

    このような場合でも、ロスレスオーディオを”オン”にすると音質が変わりました。

    有線接続にすることで、ドルビーアトモス、ロスレスオーディオ”オン”の効果が発揮されるようですね。

     番外編② データ量の問題点

    ドルビーアトモスに関しては記載されていませんが、モバイルデータ通信ストリーミングでロスレスオーディオを選択すると

    「ロスレスのストリーミングを使用すると高音質(AAC256kbps)に比べて非常に多くのデータ通信が使用されるため、モバイル通信接続ではおすすめしません」

    と注意確認が表示されます。

    では、高音質とロスレスはどの程度差が出るのか検証してみました。

    ザ・ウィークエンド「Blinding Lights」を一曲再生した時のiPhone上のモバイルデータ通信量で比べてみました。

    ドルビーアトモスはオンにして比べています。

    素人測定なので誤差はあると思いますが・・・

    結果は

    高音質(AAC256kbps)6.3MB

    ロスレス(最大24ビット/48kHz) 52.2MB

    思った以上の差が出ますね。

    高音質で音楽を楽しむためには余裕のあるモバイルデータプランに契約するかWi-Fi環境下でなければ“ギガがすぐ減る”状態になりますね。

    ワイヤレスでは対応していない“はず”なので、現状は有線イヤホンで楽しむ方への情報となるのでしょうが・・ 

    まとめ

    アップルミュージックのドルビーアトモス(空間オーディオ)はBose QuietComfort Earbudsでも変化を実感できるユーザーにとっては無料でうれしいアップデートでした。

    しかし、ドルビーアトモスに関してはAirPodsとBeatsのヘッドフォンを使用することでより奥行きのある空間ミュージックが楽しめるのだろうと思いました。

    また、より高品質なロスレスで楽しむには現状は有線イヤホンを使用すること、通信量の問題からデータ環境やバッテリー残量によって恩恵が大きく左右されることが分かりました。

    Bose QuietComfort Earbudsのノイズキャンセリング機能とイヤホンの音の味付けが好きなので、音の立体感を体感できたドルビーアトモスを“オン”にして音楽を楽しみたいと思います。