記事タイトルにすべてが集約されていますが・・・
お酒、やめる事にしました。
この3年の間、お酒をやめたり、節酒したり、再飲酒したり
上記の記事のように、私は上手に酒と付き合う事が出来ないことを実感した訳です。
では、なぜ?改めて“お酒をやめる”決断に至ったかを記します。
お酒をやめようかな?
と考える方のきっかけになればと思います。
お酒にコントロールされている事が嫌になった
毎日、16:00になれば
「今日は何を呑もうかな」
という事ばかり考えていました。
仕事が終わって、19:00頃に帰宅してから11:00くらいまで毎日ダラダラ飲酒していました。
自宅では呑まない“節酒”は長く続きませんでした・・・
その間、動画を見たり妻や子供の話を適当に聞き、気が付けば就寝時間・・・
“こんな時間の使い方して良い訳が無い”
40代半ばを迎え、子供たちも高校生・中学生になれば、自分の時間が取れるようになってきました。
せっかく時間的余裕があるにも関わらず、ダラダラお酒を呑み続けて時間を消費する事はもったいないと考えるようになりました。
- もっと妻とコミュニケーションが取れるのではないか?
- 手つかずの本が山積みになっているじゃないか。
- 最近趣味の音楽も通勤時間でしか聞いていない。新譜チェックも過去の良作も調べなくなった。
- 疲れが取れにくい40代半ば、早めに寝て体を休めないと・・・
大切な時間が、お酒に奪われている
休日前の夜は酷いもので、平日の1.5倍は飲酒量が増えます。
結果、二日酔いになれば、飲酒翌日の午後までゴロゴロと・・
大切な休日がお酒に奪われている
そろそろ、自分の時間は自分でコントロールしたくなりました。
アルコール依存の恐怖を感じた
私自身、アルコール依存であると自覚していました。
ただ、日々の生活を崩壊させる程度では無いと自負していました。
職場の夜勤の責任者から緊急の連絡があり
「夜勤中のAさんが転倒し頭部から出血があります」
「足元もフラフラで発言内容もおかしい」
「飲酒が疑われます」
飲酒していた私は部下に連絡し車で迎えに来てもらう事に
緊急で夜勤現場に向かうと、普段はまじめな70代男性のAさんが荒々しい口調で騒いでいました。
念のために、救急車を手配し頭部の傷を見てもらったが大したことは無いとの事
処置が終わって、その日は勤務を外れるように指示し自宅まで送る際に飲酒について確認すると・・・
- 普段から夜勤休憩時に缶ハイボールを常飲しており、飲酒状態で勤務していた事
- 退勤後も車で帰宅していた事
- 事故当日は空腹で血圧の薬と一緒にアルコールを摂取し酩酊状態に陥った
足元が不安定なAさんを自宅まで送ると、玄関先にも大量の焼酎・ウィスキーの空き瓶が転がっていました。
正直、恐怖を感じました
普段、アルコールに依存しているが生活の主体者としてコントロール出来ていると自負していた私も、お酒によって節度ある生活が崩壊する場面を目にすると
明日は我が身だ
とアルコールに依存している自分にも潜む弱さや怖さに改めて気づいたのです
お酒に酔って自分で生活を崩壊させる前に、誰かを傷つけるまえに、社会のルールを当たり前に無視する事が無いように。
お酒をやめるタイミングが来たと考えました。
そろそろお酒をやめようと読んだ本が良かった
以前1年程お酒を呑まなかった際に読んだ禁酒セラピーを再読したことと
本屋の禁酒コーナーで手に取ったそろそろお酒をやめようかなと思った時に読む本が良かった点がお酒をやめる決断を後押ししてくれました。
この本の良いところは非常にロジカルになぜ飲酒がいけないのかが明確に説明されている点です。
アルコールを摂取することのメリット、デメリット、体に悪いとわかりながらもなぜ人は酒を飲んでしまうのか、その原因は、メカニズムは、ということをこれでもかというくらい繰り返ししっかり解説しています。
頭で理解すれば、お酒をやめる目的を見失う事はありませんよね。
繰り返し読むべき2冊の本です。
お酒をやめる為に続ける事

この記事を書いている現在、お酒をやめて2ヵ月が経過しています。
その間、会社の送別会と複数の友人家族とのバーベキューがありましたが、我慢することなくお酒を呑まなくても楽しむことが出来ました。
今回はお酒が辞められると思う
今回は、ノンアルコールビールや炭酸水は一切摂取していません。
代わりに、コーヒーをたくさん飲むようになりました。
いつもより少し高いコーヒーを丁寧にドリップして、チョコレートをお供に楽しむ時間は至福です。
これからはお酒にコントロールされない日々や気持ちの変化等を記していきたいと思います。
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